
1990年代に連載され、今もなお高い人気を誇る漫画「スプリガン」。超古代文明の遺産を巡るスリリングなストーリーと迫力ある戦闘シーンが魅力の本作は、最近Netflixで再アニメ化もされ話題となりました。スプリガンとはどういう話なのか?またスプリガンに登場するキャラクターや設定、組織などの基本情報を知りたい人も多いのではないでしょうか。
この記事では、これらの疑問に答えながら、漫画『スプリガン』の魅力をネタバレを極力少なめに徹底解説しています!漫画を楽しみたい人、アニメとの違いを知りたい人、キャラクターについて詳しく知りたい人に向けて、連載当時からのスプリガンのファンである僕が面白さを余すところなく紹介していきますので是非読んでみてください!
- スプリガンの漫画やアニメのストーリーと魅力
- スプリガンの単行本の種類や電子書籍での入手方法
- 主人公・御神苗優の能力や他キャラクター情報
- スプリガンの世界での組織、オーパーツや遺産の詳しい情報
漫画『スプリガン』が面白い理由とは?魅力を解説!
スプリガンとはどういう話?
『スプリガン』は、1989年から1996年にかけて『週刊少年サンデー』で連載されたアクション漫画です。ジャンルとしてはSFアクションに分類され、考古学やオカルト、超常現象といった要素を取り入れたストーリーが特徴です。
物語の中心となるのは、古代文明が残した超高度な遺産「オーパーツ」。
※「オーパーツ」とは英語の「out-of-place artifacts」を略して「OOPARTS」とした語で、「場違いな工芸品」という意味。その地理的な歴史や時代では存在しえない高度な出土品・加工品の事を指します。(wikipedia参照)
これらは現代の技術をはるかに超える力を持ち、悪用すれば世界を破滅させるほどの脅威となり得ます。主人公・御神苗優(おみなえ ゆう)は、これらの遺産を保護し、悪用しようとする国家、組織に渡るのを防ぐために戦う秘密組織「アーカム」のエージェント「スプリガン」として活動しています。
この作品の魅力は、スリリングな戦闘シーンと緻密に作り込まれたストーリーです。御神苗優は、超人的な身体能力を持ちながらも決して無敵ではなく、激しい戦いの中で知恵と戦略を駆使して敵と戦います。また、登場する敵組織やキャラクターも個性的で、それぞれに異なる目的や信念を持っており、単なる勧善懲悪の物語ではなく、立場や価値観の違いによる葛藤も描かれています。
もちろんただの極悪人も少数ですが存在はしますw
さらに、作中には実在する伝説や歴史的な遺物が登場し、それらを独自の解釈で描いている点も興味深いポイントです。例えば、ノアの箱舟やヴァジュラ、水晶髑髏などといった遺産が、物語の重要な鍵として登場します。このように、考古学的なミステリーとアクションが融合したストーリー展開が、『スプリガン』の大きな魅力となっています。
漫画『スプリガン』は何種類?何巻まで?
漫画『スプリガン』は、ワイド単行本として全11巻が刊行されており、「通常版」とも呼ばれています。その後、加筆修正が施された「保存版」「文庫版」が発売され、こちらは全8巻構成となっています。
さらに2022年に復刻BOX([特装版コミック])として数巻ずつまとめた特別仕様の単行本も発売されています。
まず、最初に刊行されたのが小学館の「少年サンデーコミックススペシャル」版で、全11巻の単行本としてまとめられました。その後、2001年には新たな装丁や修正を加えた「保存版」が全8巻で発売され、さらに2006年には「文庫版」として再編集されたものが再び8巻構成で登場しました。
これらの違いはページの再編集や一部描き直し、保存版以降であれば連載終了後の読み切り「SPRIGGAN外伝 FIRST MISSION」と「SPRIGGAN特別編 ゴールド・ラッシュ」が掲載されている点にあります。
どのバージョンを読むかは好みによりますが、単行本で今から読み始めるなら前述した読み切りが載っている「保存版」や「文庫版」、「復刻BOX」([特装版コミック])がおすすめです。そのうえハマったなら初版の全11巻を集めるのも良いんじゃないでしょうか。
電子書籍版では「保存版」が配信されており、手軽に読み切り作品も含めて全作品読むことができます。特に、電子書籍ならば場所を取らずに全巻を揃えられるし、僕個人的に超オススメである電子書籍「ebookjapan」であれば割引の効いた時なら40%offで購入できる点もメリットです。
漫画『スプリガン』の通常版と保存版(文庫版 復刻BOX)の違いは?
前述したとおり漫画『スプリガン』には、通常版と保存版、文庫版、復刻BOXという異なるフォーマットの単行本があります。どれを購入するべきか迷っている人のために、それぞれの違いを解説します。
1. 通常版とは?
漫画『スプリガン』で通常版は、連載当時に発売されたコミックス(全11巻)のことを指します。連載終了後も長く愛されており、各巻ごとに原作のストーリーがそのまま収録されています。
【通常版の特徴】
- 全11巻構成
- 1巻あたりのページ数が比較的少なめ
- 初版のままのデザインやフォーマット
通常版は、本当に普通ですwもともと通常のコミックスとは違い、ワイド版で発売されていたので、ページ数は当時の週刊少年サンデーのコミックとは違いますが、それ以外は普通のです。
無理やり言うなら「オリジナルの連載当時の雰囲気を楽しみたい人向けの仕様」でしょうか。そのため、当時のままの装丁を味わいたい場合には、通常版を選ぶのも良いと思います。今購入を選択するならできる限り安く手に入れたい人向けですね。
2. 保存版(完全版)とは?
保存版(完全版)は、通常版の内容を再編集し、より高品質な仕様で刊行されたバージョンです。保存版は2001年から順次販売された全8巻構成で、通常版の内容を再構成し、1冊あたりのボリュームが増えています。
【保存版(完全版)の特徴】
- 全8巻構成で、1冊あたりのページ数が多い
- 通常版では無いカラーページを収録している(通常版にはない)
- 新装丁・新フォーマットでデザインされている
- 紙質や印刷が向上しており、長期保存に適している
特に、カラーページの収録が大きなポイントです!通常版では連載時カラーページでもモノクロで掲載されていたページが、保存版ではカラーで読めるため、より迫力のあるビジュアルを楽しむことができます。また前述した読み切り2作も1巻と8巻に収録されているのも大きなポイントです!
3.文庫版とは?
文庫版は2006年に発売されたコミックです。こちらも保存版と同じ形をとっていますが、装丁は黒くなっているのが特徴。保存版と同様に全8巻構成です。
【文庫版の特徴】
- 特徴は保存版と同じ
- 金額は保存版よりお手ごろになっている
- カラーページも再現
金額が保存版の約半額の660円になっており、手に取りやすくなっています。その他の特徴は保存版とほぼ同じです。今から購入を考えるなら『とりあえず読めればいい』という方向けでしょうか。
4.復刻BOX([特装版コミック])とは?
復刻BOX([特装版コミック])は2022年にSSCS版、コンビニコミックとも呼ばれるシリーズを、数巻まとめて「特装BOX」という形にして発売しました。
【復刻BOX([特装版コミック])の特徴】
- SSCS版を数巻まとめてBOXとして全3巻構成で販売
- 中身は読み切り作品をまとめた1巻含め全12巻
- 各BOXには単行本未使用を含む特製ポストカードを4枚封入
- BOXイラストは皆川亮二さんの新規描き下ろし
- カラーページも再現
ごめんなさい僕自身まだ手に入れていないので特製ポストカードがどのようなものかわかっていませんが正直ものすごく気になっていますw装丁は通常版と同じ形ですが、中身はカラーページも再現されている保存版以降の形を取られているのがポイントです!
3. どれを選ぶべき?
どちらを選ぶかはコレクション目的か、読みやすさ重視かによって変わります。
- オリジナルの雰囲気をそのまま楽しみたいなら「通常版」
- カラーページや高品質な装丁でじっくり読みたいなら「保存版(完全版)」
- とりあえず読めればいいという方には「文庫版」
- コレクターズアイテムとして集めたいなら「復刻BOX([特装版コミック])」
保存版は1冊あたりのページ数が多いため、全巻揃える場合は巻数が少なく済むという利点もあり、また電子書籍でも販売されているのですぐ手に入れやすいというのも特徴。一方で、通常版、文庫版は1冊ごとの価格が比較的安く、手軽に購入できる点が魅力です。
復刻BOX([特装版コミック])は漫画「スプリガン」が本当に好きで、皆川亮二さんのファンなら是非手に入れたいシリーズです!僕も欲しい!!
4. 電子書籍での違いは?
僕個人的に超オススメする電子書籍【ebookjapan】では保存版が配信されています。電子書籍なら紙の劣化を気にせずに保存でき、持ち運びも便利 です。特に、保存版(完全版)は電子書籍でもカラーページが収録されているため、タブレットなどの大きな画面で読むとより楽しめるでしょう。
僕は前述した40%offの時に、いつでも読めるよう電子書籍版も購入しました。
5. まとめ
- 通常版は全11巻で、オリジナルのままの仕様
- 保存版(完全版)、文庫版は全8巻で、カラーページや新装丁あり
- 復刻BOX([特装版コミック])はコレクターズアイテムとして逸品
- 電子書籍版も存在し、保存版以降はカラー付きで楽しめる
どちらを選ぶかは、自分の読み方やコレクションの目的に応じて決めるのがベストです。『スプリガン』の世界を存分に楽しむために、自分に合った形式を選びましょう。
『スプリガン FIRST MISSION』とは?
『スプリガン FIRST MISSION(ファーストミッション)』とは、漫画『スプリガン』の本編開始前に描かれた御神苗優の初任務を描くエピソードです。これは、連載中に後付けで発表された短編であり、主人公・御神苗優がアーカムのエージェント・スプリガンとして日本での初仕事に就く様子が描かれています。
1. 物語の概要
アーカム財団が中東の死海付近で発掘したオーパーツ『メギド・フレイム』が、それを研究・利用を考えた米国に強奪されます。彼の任務はそれの奪還、および封印。そしてアーカム財団と敵対した相手がどうなるか『力の差を見せつけ、以後逆らえないようにする』こと。
しかし、初任務にもかかわらず最悪の状況からはじまります。その理由は旧約聖書に出てくる都市「ソドムとゴモラ」のように、日の出を迎えるとメギド・フレイムの効果によって東京が何万・何十万度という途方もない高温によって焼き尽くされてしまう・・・。
2. 御神苗優の成長とスプリガンの役割
このエピソードでは、まだ経験の浅い優がスプリガンとしのて戦い方を学びながら、自らの戦闘能力を発揮する姿が描かれます。優の卓越した身体能力や戦術センスはすでに光っており、支給されたばかりのAMスーツの仕様に若干の苦戦しつつも圧倒的な強さを見せる点が印象的です。
また、この物語は「スプリガンとは何か」「アーカムの目的とは?」といったシリーズの基本設定を読者に理解させる役割も果たしています。
3. 見どころと注目ポイント
- 御神苗優の成長過程
- 初任務ならではの緊張感と試練
- 後の本編につながる伏線や組織の関係性
- 後に腐れ縁となる、あるキャラクターとの出会い
『ファーストミッション』は、本編をより深く楽しむための補完的なエピソードであり、優のスプリガンとしての覚醒の瞬間を描いた重要な物語です!最初に読んでおくと、以降のストーリーやスプリガンの役割などがスッと頭に入ってくると思いますよ。
webアニメではこのお話が最初に入れられています。
『スプリガン GOLD RUSH』とは
『スプリガン GOLD RUSH(ゴールドラッシュ)』は、漫画『スプリガン』の連載本編最終話以降の唯一の話になります。
物語は通常のオーパーツをめぐる戦いとは異なり、大学に進学した優の同級生「近藤奈々子」が、考古学者である父親に夏休みを利用して会いに行くところから始まります。
1. 物語の概要
物語の舞台はインカ帝国発祥の地南米ペルー。アーカム財団が旧インカ帝国の発掘調査をしていたが、発掘隊が何らかの理由で行方不明になる。優はスプリガンとして発掘隊の捜索依頼を受ける。
その発掘隊には近藤奈々子の父親も所属していたことから一緒に行動することになり、レジスタンスや米国他、様々な組織の思惑が重なる中、黄金郷『エルドラド』を目指すことになる・・・。
2. 他のエピソードと異なるポイント
『スプリガン ゴールドラッシュ』は全2話で構成されており、従来の超古代文明やオーパーツに直接関わる話ではなく、資源を巡る現実的な戦いが描かれています。
そのため、スプリガンシリーズの中では異色のストーリーですが、その分リアリティがあり、映画のような展開が楽しめる作品です。また、戦闘シーンでは成長しAMスーツを利用しない御神苗優が生身の技術を駆使し、強敵と戦うシーンが見どころ!優が生きの頃為に身に着けた洞察力や記憶力を利用した戦いが格好良い!
3. 見どころと注目ポイント
- 金という資源を巡る様々な国家、組織の陰謀
- 御神苗優が生身で挑む戦闘シーン
- スプリガンの任務がどこまで及ぶのかを考えさせられる展開
- 単なる戦闘だけでなく、政治や経済的な要素も絡んだストーリー
『スプリガン ゴールドラッシュ』は、スプリガンシリーズでは異色の物語と思います。
従来では何かしらのオーパーツを巡り、それらの奪還及び封印が中心ですが、今回はボディーガードがメインになっています。ただ優のその後を見れるのも嬉しかったですし、「あの」人気キャラクターも一コマだけ、セリフ含めても3コマだけでしたが見れて僕は嬉しかったですw
スプリガンの連載開始はいつですか?
漫画『スプリガン』の連載が始まったのは、1989年です。具体的には、1989年から1996年にかけて『週刊少年サンデー』で連載されました。原作はたかしげ宙(たかしげ ひろし)さん、作画は皆川亮二(みながわ りょうじ)さんが担当し、前述したとおり緻密なストーリーと迫力のあるアクション描写が特徴的な作品です。
当初は短期集中連載としてスタートしましたが、読者の人気を集めたことで本格的な連載へと発展しました。その後、約7年間にわたって連載が続き、1996年に完結しています。
掲載は週刊少年サンデーなど小学館の漫画雑誌複数でされており、短期集中連載という読み切りに近い連載として載っていました。
「Spriggan」とはどういう意味ですか?
「Spriggan(スプリガン)」という言葉は、もともとイギリスのケルト神話や民間伝承に登場する妖精の一種を指します。特に、コーンウォール地方の伝説において語られる存在であり、一般的には小柄な姿をしているものの、状況に応じて巨大化し、強大な力を発揮することができるとされています。
スプリガンの伝説と特徴
スプリガンは、遺跡や古代の宝を守る守護者として描かれることが多く、不用意に近づいた者には災厄をもたらすと考えられていました。彼らは非常に気性が荒く、邪魔者には容赦なく襲いかかるため、畏れられる存在でもありました。また、 極めて醜くずんぐりした、伝承にあるドワーフのような姿をしているも言われています。
漫画『スプリガン』との関係
漫画『スプリガン』のタイトルは、この伝説の妖精に由来しています。
作中では、主人公・御神苗優をはじめとする特殊エージェントたちが「スプリガン」と呼ばれ、超古代文明の遺産(オーパーツ)を守る役割を担っています。この設定は、伝説のスプリガンが遺跡や宝を守る存在だったことと重なり、物語のテーマにも深く結びついています。
さらに、作中のスプリガンたちは、単なる戦闘員ではなく、人類の未来を守るためにオーパーツを悪用しようとする勢力と戦う使命を持っています。この点も、伝承におけるスプリガンが財宝を守るだけでなく、時には侵入者に試練を与える存在であったことと共通しています。
漫画『スプリガン』に登場する主要登場人物・組織・オーパーツ
漫画『スプリガン』主要登場人物
漫画『スプリガン』には、個性豊かなキャラクターが多数登場します。ここでは、物語の中心となる主要な登場人物を紹介します。
御神苗優(おみなえ ゆう)

本作の主人公であり、高校生にしてアーカム財団の特殊エージェント「スプリガン」として超古代文明の遺産を封印する任務に就き、卓越した戦闘技術と危機管理能力を駆使して数々の危険な敵と対峙します。
後述する『オリハルコン』を素材にした特別製のナイフや、弾丸や刃物、果てはレーザーなども貫通させない特別製パワードスーツ「アーマード・マッスルスーツ」を使用することで、戦闘能力を大幅に向上させられます。
彼の主な能力としては、以下の3つが挙げられます。
1. 超人的な身体能力
御神苗優は、もともと卓越した戦闘技術と身体能力を持つ人物ですが、専用装備である「強化服(アーマード・マッスルスーツ)」を着用することで、その力をさらに強化できます。このスーツは、装着者の筋力や反応速度を大幅に向上させ、銃弾を受けても致命傷を防ぐ耐久性を備えています。そのため、常人では太刀打ちできないほどの圧倒的なスピードとパワーで戦うことが可能です。
2. 高い戦闘技術と戦術眼
御神苗優は、単に身体能力が優れているだけでなく、格闘技や銃火器の扱いにも長けたエキスパートです。近接戦闘では徒手空拳で相手を圧倒し、状況に応じてナイフや銃器も使いこなします。また、作戦行動や戦術の知識も豊富で、単独で敵の基地に潜入し、ミッションを遂行することができます。
3. 超常的な回復力と精神力
御神苗優は、過去の過酷な訓練と経験を経て、並外れた精神力を持っています。どんな極限状態でも冷静に状況を判断し、生き残るための選択をすることができます。さらに、驚異的な回復力を持ち、常人であれば再起不能になるような重症であっても、すぐに戦闘行動を起こせるほどの耐久力を誇ります。
このように、御神苗優はスプリガン(特殊工作員)として、単なる人間の枠を超えた戦闘能力を発揮します。ただし、後述する他のスプリガンのような特殊能力は無く、物語中苦戦することも多々あり、戦いの中で戦略や知恵を駆使し対応するシーンが多いです。
僕個人的にはこうした点が彼をただの超人キャラクターではなく、魅力的な主人公にしている要因の一つと言えるんじゃないなか?と思います。
ジャン・ジャックモンド

アーカムに所属するスプリガンの一人です。フランス出身で、獣人(ライカンスロープ)の血を引いており、戦闘時には驚異的な身体能力を発揮します。
気性が荒く冷徹な面もあり、特に御神苗優のことは足手まといと見るや暴言、暴力も平気で行いますが、信頼関係は厚く、作中最も多くの任務でコンビを組んでいます。
ジャン、獣人の血を持つライカンスロープの特徴としては、自身が銃弾などで傷を負い、一定量の血液を流し逆上することで獣人に「変身」します。
変身状態になると理性や思考が吹っ飛び、ただただ周囲の動くものを破壊しつくすまで動き続けるまさに「獣」になります。スプリガンの中でライカンスロープは2種類出てきますが、ジャンは狼男のようなデザインになっています。
朧(おぼろ)

中国武術と氣法の達人で、神秘的な存在感を持つ謎の男。常に冷静沈着で、アーカム財団に入った優の師匠の一人でもあります。
彼の戦闘能力は圧倒的で、単独でかなりの規模の軍隊すら壊滅させることができるほどの実力を誇ります。自らの修行と鍛錬を最優先にしており、遺跡保護よりも自身の成長を重視する傾向がありますが、作中ではどのような任務であっても対処できる規格外の存在として描かれています。
朧は「氣」、読み方はそのまま「き」を操る【氣法師】です。
氣を操ることで自身の身体を硬くしたり軽くしたり、存在を希薄にして闇に溶け込んだりもできます。またその力は敵対する相手に用いることでどんな屈強な生物であっても一撃のもと倒してしまいます。
ティア・フラット
魔術を操る女性スプリガンで「魔女」と呼ばれています。前述したスプリガンたちのような身体的な強さは描かれませんが、超自然的な能力を駆使し敵を圧倒します。外見は若々しい女性ですが、アーカム財団の歴史に深く関わる存在であることが示唆されています。
ティア・フラットは人の精神や空間に干渉することができ、自身では「魔術」と言っています。
魔法陣などから人の精神体へ攻撃する不思議な獣を呼び出したり、空間を操ることで別世界、作中では「空間」としか説明されませんでしたが、たぶんこの3次元世界とは座標のズレた空間に人を閉じ込めたりすることができます。
染井芳乃(そめい よしの)

霊能力を持つ少女で、御神苗優とたびたび関わる人物。
霊との交信を得意とし、情報収集能力にも長けています。口調や態度は軽妙で、ふてぶてしい一面もありますが、優が困難に直面した際には意外な形でサポートすることもあります。
普段はドジで罠に引っかかったりなにかとトラブルメーカーですが、こと戦闘能力に関しては各国精鋭兵士では太刀打ちできない程の腕前の持ち主。
非常に個人的な意見ですが一番好きなキャラですw
山本(やまもと)
アーカム日本支部の責任者で、スプリガンたちを指揮する立場にあります。
温厚で実直な性格ながら、かつてはスプリガンとして最前線で活躍していた過去を持ち、戦闘技術も超一流です。現役を退いた現在でも、驚異的な射撃能力や操縦技術を持っています。
ヘンリー・ガーナム
アーカム財団の新会長で、物語後半のキーパーソン。超古代文明の遺産を利用し、世界の軍事バランスを支配しようと画策します。そのため、スプリガンや他のエージェント、アーカム財団に所属する研究員らとの間で対立が生じ、財団内部でも大きな軋轢を生むことになります。
『スプリガン』には、これらの主要キャラクターのほかにも多くの魅力的な登場人物が登場し、それぞれが物語の中で重要な役割を果たします。彼らの関係性や成長、対立が物語の大きな見どころとなっています。
漫画『スプリガン』に登場する組織紹介
『スプリガン』には、物語の軸となる複数の組織が登場し、それぞれが異なる目的を持って行動しています。ここでは、主要な組織について紹介します。
アーカム財団(アーカム)
アーカムは、T・F・アーカムが創設した巨大財閥で、物語の中心となる組織です。目的は、超古代文明の遺産を封印し、悪用を防ぐこと。歴史の影に隠れながら、世界各地の遺跡を調査し、遺産の保護活動を続けています。
財団の技術力は非常に高く、優の使用するA,Mスーツやナイフに使用される精神感応金属「オリハルコン」の精製や、海上で120ノット、時速にして220kmを出し、レーザー砲をバカスカぶっ放せる調査船を製造できたりします。
これらの技術は、前述した封印をおこなうエージェントのために活用され、遺跡保護任務に役立てられています。
スプリガン
スプリガンとは、アーカム財団が擁する特殊エージェントの総称です。その名は、財宝を守る妖精「スプリガン」に由来しています。彼らは、通常の軍隊では対処できないほどの高度な戦闘能力を持ち、遺産を狙う敵勢力と戦い、「アーカム財団に敵対するとどうなるか」という恐怖を植え付ける役目も担っています。
スプリガンのメンバーは、前述した御神苗優やジャン・ジャックモンドなど、超人的な能力を持つ戦士が中心となっています。彼らは特殊訓練を受け、格闘戦・銃撃戦・サバイバル技術に精通しており、遺跡封印の為世界中を駆け巡っています。
トライデント
トライデントは、超古代文明の遺産を兵器として活用しようとする巨大軍産複合体です。アメリカ、ロシア、日本の大企業が資金提供しており、裏の世界で莫大な影響力を持つ組織です。強力な武装部隊を保有し、世界各国の軍部とも密接な関係を築いています。
彼らの目的は、アーカム財団の遺産封印政策とは真逆で、遺跡の力を独占し、軍事利用することです。そのため、スプリガンと頻繁に衝突します。トライデントには、戦闘経験豊富な傭兵や特殊部隊のエリートが所属しており、スプリガンと同等の戦闘力を持つ者もいます。
COSMOS(コスモス)
COSMOSは、アメリカ軍が極秘に開発した特殊実験部隊で、「Children Of Soldier Machine Organic System」(機械少年兵による有機的システム)の略称です。
少年兵を機械のように育成し、脳内に精神感応金属「オリハルコン」を埋め込むことで、テレパシーを使った戦闘を可能にしています。彼らは、徹底した洗脳と薬物投与によって感情を排除され、完全なる殺人マシンへと変貌させられました。
彼らの最大の強みは、個々の戦闘能力ではなく、リーダーの思考によって統率された圧倒的な集団戦術です。しかし、リーダーからの指示が途切れると全員の行動が停止してしまうという致命的な弱点も抱えています。
御神苗優もかつて誘拐されCOSMOSに所属させられた過去があり、そのトラウマは彼の戦いに大きな影響を与えています。
ネオ・ナチス
ネオ・ナチスは、かつてのナチス・ドイツの思想を継ぐ秘密結社です。彼らも超古代文明の遺産を利用して、かつてのナチスの復権を目指しています。そのため、世界各地のオーパーツや遺跡の力、とある人物の復活をもくろみ、アーカムやスプリガンと敵対することになります。
メンバーの一人であるボー・ブランシェは、選民思想を持ちながらも武人としての誇りを重んじる人物です。組織の方針には賛同しつつも、スプリガンとの戦いを通じて、単なる戦闘集団ではなく、個人的な正義を追求する姿勢も見せます。
機械化小隊(マシンナーズ・プラトゥーン)
機械化小隊は、アメリカ軍の極秘部隊で、サイボーグ化した兵士たちで構成されています。彼らは、戦闘能力を極限まで高めるために肉体を機械化され、人間離れした力を発揮します。しかし、その代償として自由を失い、軍の指示に従うしかない存在となっています。
部隊には、Netflixアニメや劇場版に登場した衝撃波を放つ能力を持つマクドガルや、高速移動が可能なリトルボーイなど、個性豊かな兵士が所属しており、スプリガンたちを苦しめる強敵として登場します。
アーカムと敵対するその他の組織
物語には、上記以外にも数多くの組織が登場します。例えばKGB極東支部、インディアンの伝承を守る部族、麻薬シンジケート「エレクシィ」など様々。これらの組織との戦いや共闘も『スプリガン』の大きな見どころの一つでしょう。
このように、『スプリガン』には多種多様な組織が登場し、それぞれが異なる思惑で動いています。それぞれの組織の目的や価値観の違いが、物語の緊張感を生み出し、スプリガンたちの戦いに奥深さを加えています。
漫画『スプリガン』に登場するオーパーツや伝承
『スプリガン』には、超古代文明の遺産として数多くのオーパーツ(OOPARTS)や伝承が登場します。
作中で登場するこれらは単なる遺物ではなく、世界の常識を覆すほどの力を秘めており、軍事利用や独占を企む組織によって争奪戦が繰り広げられます。
ここでは、物語の重要な要素となる代表的なオーパーツや伝承を詳しく紹介します。
オリハルコン
かつてアトランティス大陸で用いられていたとされる「オリハルコン」は作中精神感応金属と呼ばれ、他の金属と合金化することにより様々な性質を持つ物質へと変化します。
優の使用するA,Mスーツのように持ち主の意志に応じて筋力増強したり、とことん鍛え上げて単純な硬度をセラミックの3倍(Netflixアニメではモース硬度10オーバー、ダイヤモンドの3倍)をさらに数段に硬くしたり、はたまた脳内に何かしらの方法で埋め込むことで核攻撃などの電磁波妨害化であってもテレパシーで連携できちゃったりする性質を持ちます。
なんというか宇宙世紀ガンダム世界のミノフスキー粒子みたいななんでもありの不思議物質ですw
ノアの方舟
旧約聖書に登場する、過去に起きた大洪水から脱出したとされる「ノアの方舟」は、『スプリガン』の世界では単なる船ではなく、地球環境をリセットし、新たな生命を創造する装置として描かれています。この方舟の力を使えば、地球全体の環境を改変し、人類の存亡すら左右することが可能です。
作中では、軍事利用を目論むアメリカがこの遺産を狙い、スプリガンたちと激しい争奪戦を繰り広げます。世界のバランスを大きく変える力を持つこのオーパーツの存在は、本作のスケールの大きさを象徴する要素の一つです。
漫画「スプリガン」では2巻に登場し、作中でもかなり人気が高い章です。そのせいかはわかりませんが、劇場版やNetflixでアニメ化されました。
パレンケの仮面
パレンケの仮面は、古代マヤ文明に関連するオーパーツであり、作中では特殊な力を秘めています。
この仮面に作中では異星人と紹介されている「ケツアルクアトル」の魂が封じ込められており、装着した者に超常的な能力を与えると同時に、その意志を支配する力を持っています。
デザインはメキシコの古代マヤ文明遺跡から出土した翡翠(ひすい)の仮面です。
水晶の髑髏
水晶の髑髏は中南米で見つかったとされる考古学遺物でその姿かたちから「クリスタルスカル」とも呼ばれています。「インディ・ジョーンズ」の映画にもなりましたから知っている人も多いのではないでしょうか?
現実では出土したとされるほぼすべてが偽物とされていますが、漫画「スプリガン」で見つかった【本物】の水晶髑髏はある一定の振動を加えることによって、何らかの作用作られたエネルギーで超強力なレーザーを放つことができます。
物語ではネオ・ナチスがその力を利用しようとします。
聖櫃(アーク)
聖櫃(アーク)は、旧約聖書に登場する契約の箱です。こちらも映画インディージョーンズで登場しました。
「スプリガン」ではオーパーツとして扱われ、人々の祈りが集まり、その結果神の力とも呼べるほどのエネルギーを封じ込めています。この箱自体が周囲へそのエネルギーをまき散らしており、結果電子機器のみならず天候までも変えてしまっています。
ここからは現実世界にもあるオーパーツではありませんが、作中に登場した代物を紹介します
炎蛇(えんじゃ)
炎蛇は、地脈と結びついた超生命体であり、巨大な炎の蛇のような姿で出現します。まるで意思を持つかのように動き、すべてを焼き尽くす強大なエネルギー体です。単なる自然現象とは異なり、地球そのものの意識と関係していると考えられており、神話や伝説に登場する「神の使い」としても解釈できます。
「スプリガン」の物語では、この炎蛇は第一章と最終章に登場し、作中で最も印象に残ったものになりました。
狂戦士(バーサーカー)
狂戦士は、超古代文明の技術によって作られた人型戦闘兵器です。見た目は巨大な鎧のような姿をしており、通常の兵器では破壊できないほどの耐久性を持っています。この兵器は、自律的に動き、戦闘プログラムによって敵を延々と殲滅するため、「狂戦士」と呼ばれています。
これは第3巻、第四章に登場し、僕個人的に最も好きなお話です!当然Netflixでアニメにもなりました!凄く良かった!
オーパーツ、伝承まとめ
『スプリガン』に登場するオーパーツや伝承は単なる古代の遺物ではなく、世界の均衡を揺るがすほどの力を持っています。
これらの遺産がもたらす壮大なスケールの設定は本作の魅力の一つであり、スプリガンたちがそれを守るために戦う姿が物語の中心となっています。オーパーツの存在は、単なるアクション漫画としてではなく、歴史や文明の謎に対するロマンを掻き立てる要素としても機能しています。
こういうオーパーツのような、あったのか無かったのかわからない過去の伝承とか伝説が僕が好きになり、詳しくなったのは完全にこの漫画の影響ですw
漫画『スプリガン』 のアニメとの違いやおすすめ電子書籍の紹介!
スプリガン アニメと漫画の違いとは?
漫画『スプリガン』とアニメ版では、ストーリーの構成や描写、演出に微妙な違いがあります。
1. ストーリーの展開
漫画版『スプリガン』は、前述したとおり1989年から1996年まで連載された作品で、全11巻(完全版は8巻) にわたって物語が展開されます。各エピソードは基本的に1話から数話で完結型のミッション形式となっており、主人公・御神苗優が超古代文明の遺産(オーパーツ)を巡る戦いに挑むという流れです。
一方、webアニメ版(Netflixオリジナル)は基本設定はそのままで漫画のエピソードの一部をピックアップして制作 されており、全編が映像化されているわけではありません。現在のところ、『ノアの箱舟編』や『炎蛇編』、『狂戦士編』などがアニメ化 されています。
今後、続編の制作が期待されるところですが・・・今現在3年ほど経ちますが続報が全くありません・・・。元祖「御神苗優」役森久保祥太郎さんが演じる金谷は一瞬しか出てないし、超重要人物でもあるティア・フラットに至ってはオープニングだけ^^;
2. キャラクターデザインと演出
漫画版の作画は硬派で緻密なデザインになっています。特に、御神苗優をはじめとするキャラクターの表情や戦闘シーンの描写が細かく、アクションに迫力があり、漫画なのにもかかわらず生き生きと動いて見えます。
webアニメ版では、3DCGと手描きアニメーションを組み合わせた映像表現 が特徴的です。Netflix版は制作会社デイヴィッドプロダクション(『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズや令和版『うる星やつら』を手掛けた会社) が制作しており、スピード感のある戦闘シーンが魅力です。ただし、人物の3DCG表現に好みが分かれると思います。
作中の細かい設定やデザインはwebアニメになってちょこちょこ変わっています。
例を挙げると、電話が公衆電話からスマートフォンに変わったことや一部の銃火器などは現代に合わせてあります。またAMスーツはデザインと内部の筋繊維構造が青く光ったりなどの設定が加えられています。
総じて観て「カッコイイ!」と思えるような変更になっていますね!
3. セリフや演出の変更
アニメ化にあたって、一部のセリフや演出が変更されている部分もあります。
例えば、漫画では御神苗優の性格がやや荒々しく、敵に対しても冷徹な一面を見せることがありますが、webアニメ版では若干マイルドな印象になっており、敵対相手を殺害するシーンは少な目です。また、webアニメは原作と比べてテンポが速い のも特徴です。
webアニメ1話あたり大体40分強ですが、物語上わかりずらい設定が多い為、それらの説明もしっかりありますが観ていてストレスを感じることは無かったです。
4. 1998年版の劇場版とNetflix版のwebアニメとの違い
『スプリガン』は、1998年に劇場アニメとして映画化 されています。この映画版は大友克洋さんが監修 し、作画のクオリティが高い一方設定が漫画版と少し異なり、キャラクターの設定が漫画版『スプリガン』の他の章に出てくる設定と混ぜられています。
ここまで解説してきたNetflix版は基本的に原作に忠実なアニメ化ですが、映画版は独自の解釈が強い作品となっており、監修の大友克洋さんが監督した映画『AKIRA』の影響が若干見られます。また劇場版は音へのこだわりが凄まじいです。
ちょっと記憶があいまいなのですが、確かわざわざ海外の大きめのスタジオを借りて、その中で作中の途中で踏みつぶされる瓦を割ったり、ハンドガンを分解して音を収集しています。
瓦を踏みつぶすシーンのある動画がyoutubeに上がっていたので載せておきますね!超リアル!
どちらがおすすめ?
僕個人的な意見ですがぶっちゃけ両方オススメw
連載当時の雰囲気や原作の世界観、より細かく設定を味わいたいなら漫画版、設定は大雑把でもいいから映像でスピーディーなアクションを楽しみたいならアニメ版かな?
また、1998年政策の劇場版は前述したとおり漫画『スプリガン』の設定をいろいろ混ぜているので、最後に見ると良いかも!?今見ても映像は凄い迫力だし、映画版「御神苗優」の声優である森久保祥太郎さんの声がキャラとかなりのハマっているので、ファンの人にもおすすめしますよ!
スプリガンの主人公『御神苗優』の声優は誰ですか?
アニメ版の声優
Netflix版『スプリガン』で主人公・御神苗優を演じたのは「小林千晃」さん です。
小林千晃さんは、落ち着いた声質と熱い演技が特徴の声優 で、多くのアクション系作品や青年キャラクターを演じています。御神苗優の持つクールな雰囲気と熱血な戦闘スタイルのバランス を見事に表現しており、原作ファンからも高評価を受けています。
「小林千晃」さんの出演している他のアニメは『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』のクガ・ヒロト役や『葬送のフリーレン』のシュタルク役などが挙げられます。
1998年のアニメ劇場版の声優
1998年に公開された映画版『スプリガン』では、御神苗優の声を「森久保祥太郎」さん が担当しました。
森久保祥太郎さんは、軽快な演技や熱いセリフ回しが得意な声優で、映画版の優は快活な印象を受けるキャラクターとして描かれています。
個人的な意見になりますが、長年アニメや吹替映画をかなりの数見てきて、最も役とハマっている人と断言します!もうね、御神苗優そのまんまですw
漫画『スプリガン』が面白い理由と魅力の総括
- 『スプリガン』は超古代文明と遺産を巡るアクション満載のSF作品
- 主人公・御神苗優は特殊エージェント「スプリガン」として活動している
- 戦闘シーンでは知恵と戦術を駆使して敵と戦う
- 敵キャラクターや組織には個性があり、葛藤や価値観の違いが描かれている
- 実在の伝説や歴史的遺物が独自の解釈で登場する
- オーパーツと呼ばれる遺産が物語の重要な要素となっている
- 物語は1話完結型のミッション形式で進行する
- 御神苗優の超人的な能力に加え、精神的な成長が描かれる
- スプリガンが活躍するミステリーとアクションがうまく融合している
- 遺跡やオーパーツが物語に深みを与えている
- 漫画とアニメではストーリーや演出に違いがあり、それぞれの魅力がある
- アニメ版では戦闘シーンがスピーディーで迫力満点
- 漫画の保存版ではカラーページと新装丁が楽しめる
- 「ファーストミッション」では御神苗優の初任務を描き、彼の成長を感じられる
- 「ゴールドラッシュ」は通常のオーパーツ編と異なり、金を巡る戦いが描かれている
僕個人的な意見ですが、今まで読んできた数百のアクション系の漫画で最も面白い作品です!考古学×最新技術×学生の組み合わせは本当にワクワクさせてくれますねw
中学生時代にこの作品に出会ったのおかげで、古代文明やら空想科学やらが本当に好きになり、それまでまったく興味の無かったジャンルにも手を出し、漫画沼にどっぷりハマったきっかけでもありますw
もしアクション系の漫画が好きでこの作品を読んだことが無い場合は是非一度手に取って見てみてください!相性が合うようならものすごくハマると思いますよ!